認定に不満であれば

Posted on 2017-05-12 By

認定された後遺障害等級に不満の場合はどうしたらよいでしょうか。後遺障害等級認定をする審査機関は、被害者、加害者、任意保険会社、自賠責保険会社とは関係のない第三者たる損害保険料率算出機構という公法人です。不満がある場合、この機構に異議申し立てすることができます。この異議申し立ては症状固定から3年という時効期間内であれば、何回でもすることができます。自賠責保険会社に時効中断を申請すれば、さらに3年間時効が延長されます。

ただし、等級認定が被害者有利に覆る可能性は極めて低いです。5%前後くらいでしょう。異議申し立てが何回もできるからといって何度もするのは得策とはいえません。

異議申し立てが認められなかった場合、損害保険料率算出機構とは別の機関である自賠責紛争処理機構に調停の申請をすることができます。こちらは1回しか申請することはできません。異議申し立て、調停以外の方法には裁判があります。

交通事故被害の後遺症で典型的なものがむち打ち症です。むち打ち症には自覚症状しかない場合もあるので、異議申し立て、裁判等の争いも多いです。むち打ち症も後遺障害等級の第7、9、12、14級に該当する可能性があります。第7,9、12級は、自覚症状だけ該当することはできません。他覚的に判断される必要があります。第14級であれば自覚症状で該当します。ここをめぐる争いは多く起きています。後遺障害等級に該当するか否かは、後遺症に対する損害賠償額が無か有かの争いだからです。むち打ち症事例は特に弁護士に相談すべきかもしれません。むち打ち症での後遺障害等級取得を看板に掲げる弁護士も多いです。

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