損害賠償額の基準

Posted on 2017-05-13 By

損害賠償額の基準には、一般的に自賠責基準、任意保険基準、裁判基準というものが知られています。前から順番に金額は高くなっていきます。自賠責基準というのは強制加入である自賠責保険から支払われる最低額の損害賠償額です。後遺障害等級表にある金額です。 任意保険基準とは、任意保険会社の社内基準のことです。後遺障害等級に対応する形で損害賠償額が決められており、自賠責基準で賄い切れない損害額を填補することになります。当然に自賠責基準より金額は高くなっています。 裁判基準とは、もし裁判をした場合に取れるであろう賠償額のことです。任意保険基準は各社で金額を設定しているのでどれくらい差があるのか一概にいうことはできませんが、任意保険基準より高いことは確実です。自賠責基準の数倍は確実にあります。 問題は、どの基準で示談することになるかです。自賠責基準で示談をしてはいけません。これは確実に言えます。それでは任意保険基準か裁判基準か。 単純に裁判基準のほうが高いですが、個人で裁判基準で交渉するのは難しいと思います。相手方の任意保険会社の担当者は任意保険基準で示談を迫ってきます。やはり裁判基準で交渉するには弁護士に相談することが必要となります。 ただし、裁判基準で交渉するにしても、最大額を取るのは難しいですし、弁護士費用の問題もあります。時間がかかったわりに、弁護士費用を引いたら任意保険基準とそれほど変わらないような場合もあります。しかし、そのようなことも考慮しても、弁護士と相談する必要はあると思います。今だと着手金や相談料が無料のところも多いです。